全国建設青年会議大会リーフレットPDF

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講師紹介

一般社団法人建設ディレクター協会 理事長  
京都サンダー株式会社 代表取締役
新井 恭子 氏

新井 恭子 氏

略歴

  • 1996年 京都サンダー株式会社 入社
  • 2012年 京都サンダー株式会社 代表取締役
  • 2012年 一般財団法人地球システム総合研究所 京都地盤研究会 幹事
  • 2014年 建設未来京都フォーラム 主宰
  • 2017年 一般社団法人建設ディレクター協会 理事長
  • 2019年 京都府「女性起業家賞最優秀知事賞」受賞
  • 2019年 公益社団法人土木学会教育企画人材育成委員会 高校小委員会 委員

建設青年人へのメッセージ

 地域でご活躍される皆様と共に大会に参加し、意見を交換する機会をいただきますことに感謝申し上げます。
 建設業は人口減少や高齢化が進む中、「担い手の確保」という大きな問題に直面しています。
 私たちがITと教育支援をする中で出会った1万人以上の技術者、経営者、若手や女性社員の 声を集め、働く全員が参加する職場づくりを目指し、創出したのが、 ITとコミュニケーションで現場を支える新しい職域「建設ディレクター」です。
 従来の役割を超えて、現場とバックオフィスがつながり、チームで働く。建設ディレクターはその仕組みの軸になりえると考えています。
 多様な人材が建設業で活躍するフィールドができることで働き方が変化し、建設業で働く人や、働きたいと望む人が増え、地域が活性化していくことを強く願っております。

講師紹介

一般社団法人 全日本建設技術協会 会長大石 久和 氏

大石 久和 氏

略歴

  • 1970年4月 建設省入省
  • 1993年4月 国土庁計画・調整局総合交通課 課長
  • 1995年6月 建設省道路局道路環境課 課長
  • 1996年7月 建設省大臣官房 技術審議官
  • 1999年7月 建設省道路局長
  • 2002年7月 国土交通省技監
  • 2004年7月 財団法人 国土技術研究センター 理事長
  • 2013年6月 一般財団法人 国土技術研究センター 国土政策研究所 所長
  • 2016年6月 一般社団法人 全日本建設技術協会 会長
  • 2017年6月 公益財団法人 土木学会 会長(~平成30年6月)
  • 2019年7月 国土学総合研究所長 株式会社オリエンタルコンサルタンツ最高顧問

建設青年人へのメッセージ

 建設青年会議が活発な活動を長年にわたって続けておられることに深い敬意を心から表明致します。伸びない予算と災害が続く郷土の国土状況のなかで、苦しみと無念な思いを重ねても、それでも明日に懸ける気概を養っておられるおられることと拝察致します。
 わが国はインフラ投資を削減し続けてきました。今年は「五か年の国土強靱化加速化対策」が策定されましたが、「計画」ではなく「対策」であり、補正予算対応という姑息さです。
 ところが、G7サミット合意に示されたように、コロナ禍に対する経済の落ち込みに対処するため、いま世界では「経済政策の静かな革命」が始まったと言われ、投資の拡大を模索して、「『財政赤字は悪』は今は昔」といわれる状況が生まれているのです。
 この30年で、他の先進国に比してインフラの整備状況は大きく劣後してしまいました。人びとの安全な暮らしと、効率的な経済の実現に向けた建設青年会議の活躍に、大きな期待が集まっています。全国大会の成功を祈念申し上げます。

講師紹介

荒木コンサルティングオフィス 代表荒木 正芳 氏

荒木 正芳 氏

略歴

  • 1980年 明治大学政治経済学部 卒業
  • 1980年 株式会社北海道建設新聞社 入社
  • 2014年 同社 常務取締役(経営管理統括)
  • 2015年 同社 代表取締役社長
  • 2019年 株式会社 建新総合研究所 代表取締役社長
  • 2020年 荒木コンサルティングオフィス 代表

建設青年人へのメッセージ

 地域に生きる建設会社は、社会資本整備の直接的な担い手であると同時に、地域社会においてさまざまな役割を果たし、地域経済と雇用を支える重要な基幹産業として位置付けられています。最近は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、地元の飲食業、流通業、観光業などが深刻な経営危機に直面する中、建設業に対する物心両面の期待はますます高まっています。
 一方、建設業を取り巻く外部環境に目を転じてみると、担い手確保・定着問題、働き方改革の推進、若手への技術継承、急速に進展する技術革新への対応-など解決すべき課題は山積しています。
 建設青年人たちが目の前の課題にどう取り組んでいくのか。建設業のあるべき姿を改めて考える、きっかけになればと期待します。

講師紹介

北海道建青会 会長  
萩原建設工業株式会社 専務取締役
萩原 一宏

萩原 一宏 氏

略歴

  • 2008年 明治大学大学院 卒業
  • 2008年 株式会社船井総合研究所 入社
  • 2011年 西松建設株式会社 入社
  • 2013年 萩原建設工業株式会社 入社

建設青年人へのメッセージ

 今年も全国各地で甚大な自然災害が頻発しました。亡くなられた方のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された方達に心からお見舞い申し上げます。
 気候変動に伴う災害の激甚化・頻発化は年を経るごとに深刻化しています。
 そのような中、建設業の役割は、国土とまちを「つくる」「まもる」ことであり、普遍的な存在意義だと考えています。「社会資本整備の担い手」「インフラの町医者」として、社会にとってなくてはならない産業です。
 しかし、建設業を取り巻く環境は厳しさを増しています。今後 10 年間に、60 歳以上の高齢者の大量離職が見込まれており、それを補う若手入職者の確保、次世代への技術の承継が喫緊の課題です。
 私たちは若手人材確保のために、「やりがい」と「楽しさ」、そして「喜び」という3つのキーワードが必要だと考え、今回の大会テーマといたしました。
 実現までの道のりは長く険しいことが予想されます。しかし、我々全国建設青年会議の会員は、魅力ある建設業の創造が地域の元気をもたらすと確信して日々、一歩一歩進んでいきたいと思っています。